スマートフォン

スマートフォンが世代を超えて広く普及するにつれてインターネット上でSNSを通じて繋がりを持つことがごく当たり前の時代になりました。
一昔前はネット上で知り合った相手とリアルな場で気軽に会ったり、居住エリアや家族構成、誕生日などの詳細なプロフィールを教え合うこと自体避けるべきとされていました。
現在では友人のみならず結婚相手ですらSNSなどのネット交流を通じて探すことが当たり前のようになっており、人と人との繋がり方はここ数年で確実に変化しています。
その変化スピードがますます加速していることは明らかです。

SNS・ツールを正しく利用しよう

キーボードとマウスと初心者マーク
急速に普及する便利なツールはいつの世も、そのメリットが大きければ大きいほどデメリットがもたらす問題も巨大かつ重大な弊害となることが憂慮されます。
インターネットを通じたコミュニケーションの変化そのものと変容速度の問題点についても多くの識者が議論を戦わせて来ました。
最近でもTwitter上でのフェイクニュースや炎上騒ぎがリアルでのメディア報道にも影響を及ぼす点が指摘され、SNSは人類にとって早過ぎたツールだったとまで言われるほどになりました。
Facebookユーザーの個人情報流出問題も、ユーザーの属性や興味関心の方向性などが広告主に流用されていたことはかねてから知られていました。
全詳細データと言える分野までもが転用可能とも言える状態で流出していたことが明るみになったことで世界に衝撃を与えました。
ネット上ではプライバシーを完全に守りながら便利なサービスを利用して、コミュニケーションを楽しむことは容易ではないことが改めて明白になりました。

SNSでは特にTwitterが東日本大震災の折に情報インフラの一つとして活用されたこともあって、アクティブユーザーが減少しつつある現在も多くの人がアカウントを有しています。
ツイートを積極的に行わない場合でも日々の情報収集ツールとして活用し続けていると言われています。
Facebookのほうはビジネス専用ページとも言えるFacebookページの存在です。
個人アカウントでプライベートなコミュニケーションを行いながらもビジネスツールとしての活用が注目されるようになっています。
多くの人がそれぞれのSNSを連携させて、各ツールの物足りない箇所を補い合うようにして利用しています。
競合するというよりも共存する方向で今後も推移して行くことが予想され、人同士の繋がり方をさらに変容させ続けて行くはずです。

SNSで人は繋がりを求めている

SNSのやり取り画面

SNSの爆発的な普及はスマートフォンが一般化したことでさらに加速した面があります。
現代のSNSと比較されがちなインターネット普及し始めの頃の各種掲示板や、それ以前のパソコン通信の時代よりもずっと以前の雑誌投稿欄等で文通相手を求め合う傾向などから読み取れる通り、人は繋がりを求めること自体に情熱を傾ける側面を持っています。
世の中に満ち溢れている多種多様な事象や作品などを性別年齢や居住地域の違いにかかわらず、人と共有することを可能にしたインターネットを通じて趣味や話が合う相手とめぐり会える機会が増えました。
理想的な繋がりを誰もが獲得しやすい時代となりました。
さらにSNSはネット上で実現しためぐり会いをリアルでの出会いに生かすツールとして役立てることも可能です。
ネット上での交流のみでは物足りない人にとって現実の場で会うことを容易にすることにも盛んに役立てられています。

SNSが盛んに利用されるようになる以前から、ネット上の掲示板などを通じて趣味が同じ人とリアルな場でも盛り上がろうとオフ会が開催されるようになりました。
実際に会うことでさらに交流を深める傾向はありましたが、複数名の都合を考慮しながら日時や開催場所を決める手間が必要だったオフ会と比べて、SNS上でのやりとりの流れから通勤帰りなどに気軽に会うことが可能になっています。
出会いのきっかけがリアルが先かネットが先かといったことは大した問題ではなくなり、Facebookのように実名登録が基本の上勤務先なども把握可能なSNSでの出会いは、リアルな場での出会いよりも安心感があります。
人同士の真面目な繋がりを求めている人が匿名性の高いSNSから離れつつある要因はその辺りにもあると考察されるまでになりました。

繋がりを求めながらもSNS特有の相互監視とも言える隙の無い交流形式に窮屈な思いを抱くようになり、一部でSNS疲れと呼ばれる現象が取り沙汰されるようになりました。
今後のネット上でのコミュニケーションの行方も左右しかねないと言われるようにもなりました。
現在、音声のみで操作できるスマートスピーカーが意外な速さで一般家庭にも普及し始めています。
これまで拡散方向に進化していたコミュニケーションツールが、今後は内向きの方向をメインにサービス内容が充実して行くことも予想されます。
同時通訳機能のさらなる向上によって国境を越えた豊かな交流が増えると共に、交流の輪そのものは逆にコンパクトになるとも考えられビジネスの分野でも多くの人が推移を見守る構えです。